粋を集める
豊富な木材に恵まれている日本では、古くから様々な木を使い分けてきた歴史と共に“適材適所”なる言葉までも生まれております。 部材に関しても古くからの伝統と約束事があるのが日本建築の特徴です。
柱一本に於いても、削り出し・挽きにより“格”付けがされており、この約束事に則り格に合致した空間づくりを行わねばなりません。 使用する木材の種類にも約束事が多く設けられており、端正であり本格へと繋がって参ります。
佐久市周辺の狭い地域でも継承する約束事がございます。東信ではお仏壇へ魔除けの意のある槐(エンジュ)を用いる習慣があり、日本国内では延寿とも当て字されております。 南信にて床柱に好まれる一位(イチイ)には、お目出度い意が込められております。 この様な地域で育まれた伝統も大切に継承していかねばと考えておりますと共に、県産材・地元材をを使用した誇りある家づくりを目指しております。
建具の部材選び
オーダーメイドのドアーやカウンター天板など、こだわった「自分だけ」のオリジナルの家づくりが実現します。 また、テーブルや本棚などを後から同じ木材で造り足すこともお受けしております。
作りつけのクローゼットや収納・キッチン棚などを設計段階から組み込むことにより、より快適な空間づくりが出来ると共に、家具の購入費用が抑えられます。